理事長からのメッセージ

 

 

WSOの理事長、山口 正人です。個人的な体験ではありますが、1979年にインドのニューデリーを訪れ、日本や他の先進国では想像もつかない極貧に苦しむ人々の悲惨な生活を目にしました。その時に「自分は世界の貧しく恵まれない人達の為にいつか役に立ちたい」と思いました。

 

その後、1998年にコルカッタ(旧名:カルカッタ)でマザーテレサ氏にお会いし、彼女が運営する団体「死を待つ人の家」の活動にボランティアとして参加させて頂きました。その活動を通して、貧しさ故に生きることに苦しんでいる多くの人達や、そのまま死んでいく人達をお世話しながら、「いつか自分もマザーテレサ氏のように、このような貧しい人達の為の社会貢献事業を立ち上げたい」と思うようになりました。

 

2012年12月にバングラデッシュの首都ダッカにてマイクロ・ファイナンスにより世界の貧困撲滅に貢献した事でノーベル平和賞を受賞したマホメッド・ユヌス教授にお会いしました。そのユヌス教授から「マイクロ・ファイナンスだけでは世界の貧困は撲滅出来ない。もう一つ大切なものは教育です。」とご教授頂きました。その「教育」という言葉がWSOの大きな活動の指針となっています。

 

WSOは世界最貧困国の恵まれない子供達にも職業訓練の機会を与え、彼等を「補助金から教育支援・職業訓練」そして「経済的自立から貧困の克服」へ導きたいと思っています。

 

多民族都市シドニーに拠点を置くことで、身近に最貧国出身の移民永住者から現地の話が聞けます。また、今後、WSOが日本とオーストラリアの多くのNPOとの繋がりを持ち、この社会貢献事業を通して、日本とオーストラリアと発展途上国の絆をしっかりと深める事が出来ると考えております。

 

上記の三点がシドニーに住む日系の理事である私達が、この社会貢献事業の拠点をシドニーに置き、世界の恵まれない子供達の役に立とうとしている理由です。

 

 

 

 

profile yamaguchi

 

略歴:山口正人

 

1950年生まれ。(株)高島屋からパリタカシマヤの6年間の駐在を経て1984年に渡豪。ニューサウスウエルズ大学にて経営学修士号(MBA)を取得。豪州系、英国系投資銀行でアソシエートディレクターを勤める。

 

1988年ビザコンサルティング、人材紹介、留学、通訳会社(株)日本ブレーンセンターオーストラリアを設立。豪州最大の日系組織JCSの副会長を務めた経験もあり。2014年9月より前橋国際大学にて非常勤講師を務める予定。